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旅の締めは少しリッチに 上海市52 view

旅の締めは少しリッチに

2025-09-142025-09-15
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中国の旅もいよいよ大詰めです。締めくくりにぴったりな、少しリッチな気分になれるオススメスポット&お酒を紹介します。
まずはこちら。
全季酒店(上海斜土東路店)で頂いたのが、アルコール度数48度の中国酒 「青花汾酒」です。
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歴史ある名酒だそうです。
清香タイプの白酒で、一口飲むとビリビリ舌を刺激してきます。ぐっとあおると、フルーティーな風味が鼻を突き抜け、胃がほわっと温かくなりました。清涼感のあるさわやかな後味が楽しく、私は二杯飲みました。
こちら頂いたのでお値段は分かりませんでしたが、後ほど楽天市場で調べると500mlで23760円でした。思ったよりもずっと高くてびっくりしました。もちろん現地では、もう少しお手頃に飲めると思います。
次の目的地に移る前に、今回の旅で一番感動したことを話させてください。
全季酒店はこのようなショッピングモール内にありました。赤色とネオンの組み合わせが、何となくクリスマスっぽい雰囲気を醸し出していました。
美味しい食事を終え、お手洗いに行った時のことです。トイレの洗面台にスマホを忘れたことに気づきました。急いで取りに行くも、トイレを出てから5分は経過しています。
荷物から目を離した隙に持って行かれた、など外国あるあるだと思います。しかも、今回は私の置き忘れです。非は完全に私にあります。
誰かに持って行かれてないか、不安が半分。もう半分は、漠然とした「まあ大丈夫だろう」という気持ちでした。
トイレでは、20代くらいの女性二人が私のスマホを持ってキョロキョロ辺りを見回していました。言葉は分かりませんでしたが、その表情は「これどうしよう?」と言っているようでした。表情と雰囲気で、スマホの持ち主を探してくれていたことがわかりました。
私はスマホを示して「謝謝」と何度も言います。事前に「謝謝」は「しめしめ」と同じリズムで「シエシエ」と発音するのが正しいと教わっていたので、少しでも感謝が伝わるように殊更ゆっくり話しました。
身振りと言葉で私の言いたいことが伝わったようで、彼女たちは笑顔でスマホを返してくれました。
トラブル時の人の優しさは、どこの国でも変わらないんだなと感じた瞬間でした。
彼女たちに再度お礼を言い、次に向かったのは上海外灘の夜景スポット。
全季酒店から歩いて10分ほどで行けます。食後に少し散歩するのはいかがでしょうか。
外灘の夜景は、欧風建築と未来的な浦東の摩天楼が特徴で、どこか別世界のような幻想的な美しさがあります。なんと、世界三大夜景の一つにも数えられているそうです。
夜景を眺めつつ外灘沿いを散策していると、ハーゲンダッツの店舗に出会いました。日本では少しリッチなカップアイスですよね。
ここ中国では、ホテルのロビーにワゴンカーなどで販売されており、ずっと気になっていました。中国最終日なこともあり、少し贅沢にチョコとイチゴのダブルサイズを注文。メニューに英語表記があり、さらに小さくイラストがあったおかげで、英語や中国語がほとんどわからなくても欲しい味を頼むことができました。
写真の左がダブル、右がシングルです。
だいぶ甘く、量も多かったです。食後の後ならシングルで十分くらいでした。
ちなみにお値段は、シングルが1200円、ダブルが1500円しました。これが観光地料金なのか、ハーゲンダッツ店舗の値段なのかは不明です。
甘くて美味しいハーゲンダッツを食べつつ、外灘の夜景を眺め、中国旅行に想いを馳せたり記念写真を撮ったり。
明日には中国を発つ寂寥感と、日本に帰る安心感が同時に押し寄せます。
行ってよかったと思える中国旅行でした。

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